沖縄三線・超入門編
 
沖縄三線・超入門編の前に…沖縄の音楽
三線について
三線の各部名称と材料
三線を弾くために
おすすめ
 
沖縄景観
三線を弾くために
三線のお話に入る前に沖縄の音楽について少しだけ・・・。
沖縄の音楽には大きく分けて「古典」と「民謡」があります。
もともと沖縄は「琉球国」と呼ばれる王朝がありましたのでその宮廷音楽を「古典」と
考えればいいと思います。「民謡」は一般庶民の間で謡われてきたものになります。
なかにはどちらとも位置づけしがたい曲もありキッチリと分けるのは難しいようです。

他には、地域で分ける場合もあります。沖縄本島とその周辺の島々、宮古、八重山の3つの地域です。宮廷があった沖縄本島は古典と民謡に分けることができますが、宮古や八重山は基本的に民謡となります。


そして最近は、沖縄出身のミュージシャン活躍で沖縄ポップスと呼ばれるジャンルも確立されているようです。
バチ ピック チューナー
バチ◎水牛の角やアクリルなど
ピック◎バチのかわりにギター用のピックを使う人もいます チューナー◎調弦をするときにあると便利です
◎調弦について
三線を弾くための調弦方法(調子)には最も基本となる「本調子」「二揚げ」「三下げ」
「一二揚げ」などがあります。
「本調子」・・・基本となるド・ファ・ドの調子です。
「二揚げ」・・・本調子の中弦を一音上げてド・ソ・ドに合わせます。
「三下げ」・・・本調子の女弦を一音下げてド・ファ・シ♭に合わせます。
「一二揚げ」・・・本調子の男弦と中弦を一音上げてレ・ソ・ドに合わせます。
◎工工四について
三線を弾く時の楽譜を工工四(クンクンシー)といいます。
音を表す漢字で「合アイ・乙オツ・老ロウ・四シ・上ジョウ・中チュウ・尺シャク・工コウ・五ゴ・六ロク・七シチ・八ハチ・下老ゲロウ・下尺シタシャク」の14音です。
※読み型は地域によってかわることもあります。
工工四(クンクンシー)
 
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